糖尿病の発症・進行対策として気を付けたい食事の重要ポイントとは

糖尿病の発症・進行対策として気を付けたい食事の重要ポイントとは

糖尿病の発症・進行対策として気を付けたい食事の重要ポイントとは

糖尿病の発症・進行対策として気を付けたい食事の重要ポイントとは

 

 

日本における糖尿病患者数は1965年頃から徐々に人数を増やし、近年も着実に増加の一途を辿っています。

 

近年の推移を見てみると、平成14年度に実施された糖尿病実態調査において糖尿病が強く疑われる人や糖尿病の可能性を否定できない人の割合が約1,620万人、その10年後の平成24年度では糖尿病が強く疑われる人が前回より60万人増えた950万人、要尿病の可能性を否定できないいわゆる糖尿病予備群の人は220万人減少して1,100万人となり合計で約2,050万人となっています。

 

糖尿病に発展してしまう人数が増加している一方で、予備群と呼ばれる人数が減少している背景には、平成20年度から実施されたメタボ検診によって肥満や食生活に気を付ける方が増加したことも、一因となっているのではないかと思います。

 

 

 

○戦後の食の欧米化が糖尿病患者増加の要因

 

糖尿病の発症・進行対策として気を付けたい食事の重要ポイントとは

 

元々、私たち日本人(アジア圏の民族)は欧米諸国の人々に比べて体質として、インスリンの分泌量が少ないと指摘されています。

 

そんな中で、戦後日本人の食事内容はどんどんと欧米化が進み、高糖質・高脂質な食生活を送る方が多くなっていったことで、一時期の日本では糖尿病の患者さんや予備群の方が急増してしまったと考えられます。

 

ここ最近になって糖尿病の恐ろしさが啓蒙されたり、メタボ検診などが導入されたことによってそれまでよりは食生活に気を付けるようになった方が多くなった一方で、やはりまだまだ欧米諸国のような肉食中心で高糖質・高脂質な食事が好きだという方も少なくはないでしょう。

 

そこで、日本人の体質に合った糖尿病予防・糖尿病対策のための食事ではどのようなことに気を付ければいいのかについて、糖尿病予備群と発症後に分けてご紹介していきたいと思います。

 

 

 

○アジア人はそもそもインスリンの分泌量が少ない?

 

糖尿病の発症・進行対策として気を付けたい食事の重要ポイントとは

 

私たち日本人を含む東アジア系の民族は、遺伝的な要素として“インスリン感受性は良好”であるが、“分泌能が低い”という傾向があるようです。

 

このため標準体重をわずかに超過して脂肪が増加しただけでもインスリンの感受性が低下してしまい、インスリン抵抗性が起こって元々インスリンの分泌量も少ないので簡単に糖尿病を発症する危険性が上昇するということが明らかになってきました。

 

元々、いくつかの陸を海によって分断されていて、それぞれの地域で各々の特性を持ちながら独自の文化や文明によって命を繋いで来た人類は、その長い歴史の中から自分たちの生き方に最も都合が良いように体のつくりも進化してきたはずです。

 

たとえばアジア人と白人の腹周囲径を測定し比べてみることで分かったのですが、腹囲がまったく同じ値の場合だと“アジア人の方が内臓脂肪の量が多い”という特徴があるそうです。

 

これは、元来動物性タンパク質や脂質をあまり過剰に取る習慣のなかったアジア人の歴史のなかで、体内に脂肪を多く蓄えることでその習慣によって起こる弊害を補える体に進化していったのではないかと考えられます。

 

しかし、ここで少し引っかかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

それは、このサイトにおいてこれまで再三にわたって「脂肪は抵抗性を引き起こす」とご紹介してきたからです。

 

ですが、白人よりアジア人の方が元々の内臓脂肪量は多いのに、インスリンの感受性は良好という結果が調査により明らかになったということは、“適正体重時の内臓脂肪量であれば、分泌量の少ないインスリンであっても十分反応できる”という定義が明確になったということなのだと思います。

 

このため、元々少ないインスリン分泌量なのでそれ以上に内臓脂肪が増加してしまったら、容易に正常ではなくなってしまいますよということなのです。

 

このような特徴を持つことから、アジアの人々は白人の人達と比べると肥満が顕在化する前のBMIが低いうちからでも2型糖尿病の発症が増えるということが分かったということです。

 

このことからも、私たち日本人が出来る限り糖尿病と無縁の生活を送るためには適正体重を維持し、体重増加に繋がるような高カロリー・過食といった食生活はしないということが重要になります。

 

まだ糖尿病の確定診断がされておらず予備群と分類されている方や、現在は生活習慣病とは全く無縁の生活を送っているという方が今できる糖尿病対策は、とにかく太りにくい食事内容と運動習慣を徹底するということが、重要なポイントとなりそうです。

 

 

 

○糖尿病になったら減量と糖質過多には要注意!

 

糖尿病の発症・進行対策として気を付けたい食事の重要ポイントとは

 

一方で、すでにすい臓の機能低下などが確認され糖尿病と診断を受けてしまった場合には、予備群の時の肥満予防と運動習慣に加えて、糖質に気を付けた食事を意識する必要があります。

 

すい臓の機能低下によってインスリンの分泌量がさらに低下していたり、肥満などによって感受性の低下や抵抗性が引き起こされている場合には、できるだけインスリンが過剰に必要にならない環境を作る事が重要となります。

 

また、糖尿病の発症には食生活の乱れや偏りだけでなく、私たちが日々絶え間なく晒されている「ストレス」も大きな関わりがあると言われています。

 

これは、ストレスによって増加すると言われる活性酸素に「細胞を攻撃する」という特性があるため、インスリンの受容体をも攻撃し感受性を低下させてしまうことが分かっているからです。

 

このため、発生した活性酸素を減少させる働きを持つ抗酸化作用のある食材を積極的に取り入れた食事を心掛けることも大切といえるでしょう。

 

 

 

○ストレスは万病の元!上手な発散方法を見つけよう

 

糖尿病の発症・進行対策として気を付けたい食事の重要ポイントとは

 

またストレスを感じると高血糖になりやすいということも分かっているので、ストレスを感じる時間が長くなるとインスリンが分泌される時間も長くなってしまいインスリンの分泌能をさらに低下させる恐れがあります。

 

仕事などをしていると、ストレスを感じることも必然的に多くなってしまいこれはどうにも避け難いことではあるのですが、“ストレスが溜まっている”と自覚した時には「食べる」以外で(笑)、上手くストレスを解消させる方法を持っておくこともとても大事になってくると思います。

 

その点を考えてみると、運動など体を動かしてストレスを発散できれば体脂肪減少の効果も得ることが出来るので、一石二鳥となるのではないでしょうか。

 

「運動」というとなんだか億劫で面倒なイメージが浮かびがちですが、お天気の良い休日には四季を感じられる景色を見ながらのサイクリングやお散歩を取り入れて、このときばかりは何も考えず、ただただ景色と空気を楽しむ時間を作ってみるというのもおすすめですよ。

 

欧米諸国の食べ物は確かにおいしくて魅力がいっぱいのものも多いのですが、私たちが本来備えている体のしくみから考えてみて、それに見合うような食生活を意識してみてはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

日々の積み重ねで糖尿病を治す!体に良い食べ物を意識しよう

 

 

 



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