糖尿病患者が気を付けるべき3つのダメな食べ物とは?

糖尿病患者が気を付けるべき3つのダメな食べ物とは?

糖尿病患者が気を付けるべき3つのダメな食べ物とは?

糖尿病患者が気を付けるべき3つのダメな食べ物とは?

 

 

糖尿病とは、インスリンというホルモンの正常な働きが障害されることによって、高血糖状態が慢性的になってしまったり、体内に入った糖分を上手く処理できなくなってしまう病気です。

 

 

〇糖尿病とは糖分を上手く”さばけなくなる”病気である

 

糖尿病患者が気を付けるべき3つのダメな食べ物とは?

 

ここで、一度“インスリン”というホルモンの正常な働きについてしっかり理解しておきましょう。

 

膵臓にあるランゲルハンス島のβ細胞で作られているインスリンは、血糖値の上昇を感知するとすぐに分泌が開始され、血液中のブドウ糖を細胞内に取り込んで臓器のエネルギー源として利用したり、それぞれの臓器や筋肉に蓄えさせることで血中のブドウ糖濃度を低下させることが主な働きとなっています。

 

なかでも、インスリンが主に作用するのは筋肉や脂肪組織、肝臓となっていて、このうち手足の運動に関係する筋肉の“骨格筋”では、血糖の70%が使われているということが分かっています。

 

他にも、インスリンはたんぱく質や脂質を合成したり、細胞の増殖を促すという働きも持っています。

 

これらの一連の作用によって、健康な人の体内では食後血中に増加した糖質は速やかに処理され、食後以外はいつも一定量に保たれるという仕組みです。

 

糖尿病になってしまった人は、そういった血糖値の感知能力が鈍くなっていたり、筋肉で使われるブドウ糖の量が少なかったり、たんぱく質の合成能力が低下していたりと色々な機能に異常が起こっているということになります。

 

このため、糖尿病になってしまった人が特に食べてはダメな食べ物というと、それぞれの患者さんの病態のレベルにもよりますが、これらの機能に必要以上の無理をさせるものは“すべてアウト”ということになってしまうのです。

 

 

〇糖尿病治療中は特に気を付けたい3つのこと

 

糖尿病患者が気を付けるべき3つのダメな食べ物とは?

 

糖尿病の患者さんに対して、特に気を付けなければいけない食べ物や食べてはダメな食べ物として挙げられるものには大きく分けて3つのものがあります。

 

それは、「血糖値を上げやすい物」、「高脂質、高カロリーな食べ物」、「塩分の多い食べ物」です。

 

そこでこの記事では、おもに「血糖値を上げやすい食べ物」に関して、食べてはダメな物、気を付けたい食材についてご紹介していきたいと思います。

 

 

〇血糖値を急激に上昇させやすい食べ物=高GI値のものには要注意

 

糖尿病患者が気を付けるべき3つのダメな食べ物とは?

 

今回ご紹介したいのは、糖尿病の代名詞である「血糖値」に注目した“食べてはダメな物”です。

 

この世の中にはたくさんの食べ物が溢れていますが、もちろんその一つ一つに『糖質』が含まれています。

 

すると、「じゃあ何にも食べられないじゃないか!」と思ってしまいそうになりますが、実はそれらの糖質には“食後に血糖値を上げやすい糖質”と“上げにくい糖質”という種類があるのです。

 

そしてそれを目に見える形にしたものが、グリセミック・インデックス=GI値と呼ばれているものです。

 

このGI値が低ければ低いほど、血糖値の上昇が遅くなるためインスリンの大量分泌を抑えることができるということになります。

 

 

〇GI60以上の要注意食材とは?!

 

糖尿病患者が気を付けるべき3つのダメな食べ物とは?

 

糖尿病治療中の方については、この値が60未満であるという目安で食べ物を選ぶと良いと言われています。

 

野菜を先に食べる習慣を身に付ければ糖尿病は改善できる?!の記事で簡単に野菜のGI値についても触れているのでよろしければご覧ください。

 

ちなみに、最も注意すべきであるGI値100の食べ物はというと砂糖系やキャンディーが相当します。

 

白砂糖、三温糖、粉砂糖、氷砂糖、グラニュー糖など、とにかく砂糖そのものはすべてGI値が100オーバーとなるようです。

 

キャンディーについても108ととても高い数値になっていますので、食べ過ぎには注意が必要です。

 

GI値が60以上となる大まかな目安としては、やはりチョコレートやアイスクリーム、ケーキや和菓子といった“甘い物”はすべて高GI値の分類となります。

 

あとは、パン類やうどん、精白米、お餅といった“炭水化物”も80以上とかなりの高値になっています。

 

砂糖もそうなのですが、炭水化物については一般的に「精製されていないものの方がよりGI値が低い」となっていますので、食材を選ぶ際には気にしておきたいポイントといえます。

 

その他一見見落としがちな高値の食べ物としては人参の80、ビーフンの88、こしょうの73、切り干し大根の74、とうもろこしの70あたりが挙げられるのではないかと思います。

 

特に、人参や切り干し大根は野菜なので“そんなに高いの?!”と思ってしまうかもしれませんが、特に切り干し大根については干すことで甘みが増すので生食の26に比べると驚くほどGI値が跳ね上がるため注意が必要です。

 

切り干し大根の他にも、果物や野菜については”干したり乾燥させるとGI値が跳ね上がる”という食材は他にもいくつかありますので、そういったものを食べる際には数値に注意する癖をつけておくといいと思います。

 

 

〇野菜のなかにも高GIのものが!まずはそれらを覚えよう

 

糖尿病患者が気を付けるべき3つのダメな食べ物とは?

 

ところで、先程ご紹介した野菜のGI値の記事では“野菜はGI値の低い物ばかりである”とご紹介していますが、なかには注意が必要な高GIの食材もありますのでご紹介しておきます。

 

まずは、先程も触れた人参です。

 

こちらは80で、野菜類の中でもかなり高い数値の食材となっています。

 

続いては高GIでよく知られている“芋類”になります。

 

じゃがいもについては90、山芋は75、長芋は65、さといもは64、かぼちゃも65と全体的に比較的高値となっているので食べ過ぎには注意が必要です。

 

一方でさつまいもについては、GI値55ととても高いという値ではないので、おやつに少し食べるという分には問題ないと言えそうです。

 

さつまいもには食物繊維も豊富に含まれていますので、上手に取り入れていきたい食材と言えそうですね。

 

また、芋や米に含まれるでんぷんを原材料に作られる片栗粉やビーフンも、それぞれ65、88と高GIになるので注意が必要です。

 

ここまでで挙げてきた甘い物や炭水化物、野菜の中でも特にGI値が高い食材以外については、多くの食材や調味料がGI60以下のものとなっています。

 

一つ一つの値を覚えるのはとても難しく根気のいる作業になってしまうと思いますので、まずは”高すぎて危険なもの”だけを常に頭に入れておくようにして、それらの食べ過ぎに気を付けたり、食べる「順番」に気を付けるだけでも立派な”糖尿病の食事管理”となります。

 

糖尿病になると、”食べてはダメなものが多い”というイメージが強い方も多いと思いますが、その頻度や食べる組み合わせ、食べる順番などに気を付ければそれほど強いストレスを感じることなく食事管理ができると思います。

 

日々の食事は未来の自分の体を作っていくものですので、病気の発症をきっかけに栄養組成やGI値などにこれまで以上に興味を持って意識してみると、苦痛の多そうな食事管理もより楽しんで取り組めるのではないかと思います。

 

 

 

日々の積み重ねで糖尿病を治す!体に良い食べ物を意識しよう

 

 


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