糖尿病の治療に大きな効果のある食事療法の秘密とは?

糖尿病の治療に大きな効果のある食事療法の秘密とは?

糖尿病の治療に大きな効果のある食事療法の秘密とは?

糖尿病の治療に大きな効果のある食事療法の秘密とは?

 

 

 

 

糖尿病の悪化を予防し、少しでも改善させていくためには日頃からの血糖コントロールが何より重要な治療となります。

 

そのためには薬物療法も行われるのですが、それよりも非常に重要となるのが血糖値に直接の影響を及ぼす食生活の見直しを始めとした食事療法や、運動の習慣化などの運動療法です。

 

なかでも食事療法は、糖尿病の病態にも深く関わってくるため非常に注目度も高く、近年では様々な研究が活発に行われています。

 

 

 

○「糖尿病食」はそもそも無い?規則正しい生活が一番の治療法

 

糖尿病食のイメージは?と聞かれると、腎臓病食のような薄味で低カロリーな献立を思い浮かべるという方も多いのではないかと思いますが、実際には糖尿病の発症初期の時期で“糖尿病食”といっても別に特別な「コレが正解!」というものがあるわけではありません。

 

それでも、「糖尿病は過剰カロリー摂取によって発症・助長される」という原則に従って、指導方針としてカロリー制限食と規則正しくバランスの良い食生活の指導がおこなわれているのが現状となっています。

 

このため、最近では腎症などを発症していない段階の「糖尿病食」とは、“バランスの良い健康食”であると言われることも多くなっているようです。

 

○医学的に確立された正しい食事療法は今のところない

 

糖尿病が気になり始めたとき、糖尿病の診断をついに受けてしまったとき、病院で「糖尿病の食事療法」について説明は受けたけれどもっと具体的に詳しく知りたいと思ったときなどに、ネットで『糖尿病 食事療法』と検索したことがあるという方も少なくないのではないでしょうか。

 

しかし、上がってくるサイトやホームページをいくら見てみても、口をそろえて“適正なエネルギー量を・規則正しい食習慣で・いろんな食材をバランス良く食べましょう”と、同じことばかりが書かれていて、「だからそれは病院で聞いたよ!それ以外のことを教えてよ!!」と思った経験がある方も、多いのではないでしょうか。

 

ですがこの現状、実は仕方のない事とも言えるのです。

 

それは、長年この方針で食事指導を行ってきたものの、患者数の減少や改善が見られるどころか、むしろ病状の進行や合併症を引き起こしてしまう患者さんが増加しているという現実があります。

 

もちろんこの背景には、患者さんが指導通り真面目に生活改善に取り組んでくれなかったということや、年々食の欧米化や外食産業の発展が進んでいることによって国民の高カロリー・高糖質な食事を好む傾向が強くなっているという背景もあります。

 

ですが、一応でも治療方針としてこれまで正しいと指導してきた方法について、それによる改善の結果が数字となって出てこないために「これが正解ですよ」と胸を張って言える要素が無いというのが本当のところなのです。

 

 

糖尿病の治療に大きな効果のある食事療法の秘密とは?

 

 

 

○過熱する糖質制限VSカロリー制限!それぞれの良さを踏まえたさらなる発展に期待

 

最近では、これまでに培ってきた多くのデータや研究結果が「研究成果」として専門家たちの下に集まってきたり、日本より一足早く糖尿病社会で苦戦してきた欧米諸国が実践してきた研究結果などが日本にも入ってくるようになったことで、これまでにはなかった様々な「食事療法」のあり方を提言している専門家も多くなってきました。

 

その中でも特に近年注目を集めているのが「糖質制限食」です。

 

これによって、“糖尿病の食事療法になり得る食事形態”として「カロリー制限食」と「糖質制限食」の2通りの方法が示されることとなりました。

 

この2つについては、どちらにも根拠に基づいたメリットがあります。

 

なので私は、今後日本人の”糖尿病に有効な食事についての研究が進むにつれて、カロリー制限食と糖質制限法をうまく組み合わせた新しい食事療法の形がつくられていくのではないかと思っています。

 

 

糖尿病の治療に大きな効果のある食事療法の秘密とは?

 

 

 

○マグネシウム不足の解消が増加する糖尿病患者の救世主となるか?!

 

先でもお話したように、これまで定説とされてきた糖尿病に関する治療法や病気の成り立ちに沿った治療や予防を続けてきた私たち日本人にとって、2016年の現時点までにおいて改善効果や病気の予防効果などについての明らかな成績の向上は見られていませんでした。

 

そこで、近年では“カロリー制限法”以外の食事療法の模索や、これまで“高カロリー食や肥満が原因による発症”とされてきた糖尿病の発症機序の見直しに関する研究がより活発に行われてきています。

 

その中でも、年々根拠となる研究資料や実験結果を積み重ねている仮説の一つに「日本人のマグネシウム不足説」があります。

 

この仮説の実証に力を入れているある医師によると、日本人に糖尿病が増加し始めた1965年頃を境にその前後の生活の変化を比較してみたところ、主食がマグネシウムなどのミネラルが豊富であった雑穀や粟入りのご飯だった以前に比べて、それ以降はきれいに精製された白米が主食となったことや、マグネシウムの豊富だった「あら塩」作りが規制されたことによって加速した精製食塩の常用化が、著しく日本人のマグネシウム摂取量を低下させたという関係性に気付いたということでした。

 

これを裏付けるように、日本人に推奨されているマグネシウムの1日の必要摂取量は30〜40代の男性で370mgとされているのですが、平成20年に実施された厚生労働省の健康調査によると30〜40代の男性の平均摂取量が243mgであるという結果となり、慢性的に平均で120mg以上ものマグネシウムが不足しているということが実証されています。

 

マグネシウムについては年々いろいろな研究が重ねられ、そのたびに“メタボが解消できる”とか、“心疾患や癌のリスクを低下させる”、さらには“妊娠中のつわりを軽減できる”というようなポジティブな研究結果が次々と報告されています。

 

そして今後もさらに様々な因子との関連性が研究され、糖尿病に有用なデータとして大きく貢献していくのではないかと思われます。

 

いくら欧米諸国で有効な実験結果が得られていたとしても、食生活のように人々が住んでいる地域性や特色を強く反映する事象については、やはりその土地の特徴を考慮した研究が行われ、それに基づいた結果が得られるべきです。

 

糖尿病は、現在でも患者数が増加し続けているいわば国民病ともなっています。

 

そして、今まさに進行形で行われている多くの研究について結果の発表を控えているものもたくさんありますので、それらの発表とその成果を活用した今後の発展に期待が高まります。

 

現時点ではまだまだ分からないことも多い病気かもしれませんが、それでも防げる可能性や進行を防ぐ方法についてはたくさんの情報が公開されています。

 

それらに基づく“今”の私たちの行動が、10年後の糖尿病という病気の概念を大きく変えるヒントになるかもしれません。

 

ですので、現時点で「良い」とされている事には何にでも挑戦してみるということがこの病気の未来にとって大きな意義があるのではないかと思います。

 

 

 

 

 

 

日々の積み重ねで糖尿病を治す!体に良い食べ物を意識しよう

 

 

 



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